詳しく見る」でも触れましたが、 指導経験が豊かな人と指導経験が十分でない人に別れます。

指導経験が豊かな指導者も、手探りの状態から始まり、試行錯誤しながら経験と知識とスキルを積み、信頼と実績を積み重ねてきたことでしょう。どんなことでも、これで終わりという終着点はありません。そう思った瞬間に進歩はストップするでしょう。
指導経験が浅い人や、ある程度の指導経験があっても、生徒が書く英文の評価、特に細かい点に関する判断に自信がない人もいるでしょう。
いずれの場合も、このページをご覧になっている人は、効果的な英作文指導のやり方に悩んでいるか、自分なりの指導方法を確立していてもさらなる向上を目指している人でしょう。


英語表現の学習指導にAIを活用することは数ある指導方法の1つに過ぎません。
教える立場から見ると、消化しなければならないノルマがあります。AIを活用してじっくり取り込むことは、有効であったとしても時間を要します。限られた時間のなかでAIを活用して授業を進めることは難しいかもしれません。教える相手が受験生の場合はなおさらでしょう。

さらに、指導する相手の学力が低い場合は、逆効果になるかもしれません。というのも、AIと英語でやり取りするには、ある程度の英文法力と語彙力が必要だからです。そのレベルに至っていない生徒には、日本人講師が日本語でしっかりと説明することが先決です。
DeepLやグーグル翻訳、ChatGPTを使えば、AIが日本文を英語に翻訳してくれます。生徒がスマホを使って予習課題を英訳するだけでは本末転倒でしょう。まずは自分で英訳して、その英文をAIが出した英文と比べ、どこが間違っていて、どこに問題点があるのかを考えさせてはじめて効果が期待できます。指導者が問題点を指摘し、生徒に考えさせることが必要ですが、教えられる生徒側にもある程度の英語力と学習意欲が必要でしょう。
AIを授業に導入するのであれば、ChatGPTへの質問の英語は指導者側で予め用意しておくほうがいいでしょう。
 

AIを活用した英語表現(英作文)学習法

英作文の力がみるみる伸びるChatGPT活用術(短文編)1(アマゾン)”の中から簡単な例を紹介しましょう。

具体例1

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